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ホットコーヒーかアイスコーヒーかでもたらす効果に違いはある?

ホットコーヒーかアイスコーヒーかでもたらす効果に違いはある?

暑い夏には、氷たっぷりの冷えたアイスコーヒーが飲みたくなりますよね。

反対に、寒い冬にはミルクやお砂糖を入れた温かいコーヒーを飲んで、からだの芯から温まりたくなりますよね。

コーヒーは、1年を通して好みに合わせた飲み方で楽しむことができるのも魅力の一つではないでしょうか?

また、コーヒーには、健康面でも様々な効果が期待されている飲み物として、知られています。

そこで、今回の記事では、コーヒーがもたらしてくれる効果と、ホットコーヒーとアイスコーヒーでは、その効果に違いがあるのか?という点に注目してお届けしていきたいと思います。

コーヒーがもたらす効果とは?

コーヒーがもたらす効果とは?

最近では、コーヒーにはカフェインやポリフェノールが豊富に含まれることから、眠気を覚ます作用だけでなく、様々な健康や美容に良い飲み物だとされています。

中には、え?そんな効果も期待ができるの?という驚きの内容もあるかも知れません!

では実際に、コーヒーがもたらす効果には、どの様なものがあるのでしょうか?

効果①脂肪燃焼を促進
実は、コーヒーを飲むとダイエットにも良いのでは?という研究結果が報告されているんです。

以外と知れられていないかも知れませんが、コーヒーを飲むと、体内で脂肪燃焼を促す酵素を増やし、ダイエットをサポートしてくれるんです。

また、コーヒーに含まれるカフェインには、ダイエットに効果的な「脂肪を分解・燃焼する働き」があるため、食後30分以内にコーヒーを飲むと食事の脂肪吸収をより抑える効果が期待できますよ。

効果②アンチエイジング
コーヒーには、クロロゲン酸というポリフェノール(抗酸化物質)が含まれています。

そのことで、シミの原因となる色素成分のメラニン生成を抑えたり、からだの酸化を防いだりする効果が期待できるのです。

効果③糖尿病などの予防
コーヒーと健康についての研究結果によると、フィンランド国立公衆衛生研究所が行った大規模な調査結果をはじめ、アメリカや日本の研究機関からの報告でも、糖尿病予防効果について「効果あり」となっています。

他にも、数多くの研究結果を包括的にみると、肝臓病、パーキンソン病についても、コーヒーを飲むことで予防的効果があると言えるんです。

効果④心臓病・脳卒中・呼吸器疾患の死亡リスク低下
2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループが発表した研究結果では、習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという結果が出ているんです。

これは、クロロゲン酸の仲間が体内で代謝され、フェルラ酸という成分になり、この成分が血液をサラサラにしてくれるため、血管が詰まりにくく脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれると言われています。

効果⑤リラックス効果
コーヒーを淹れた際の、良い香りが気持ちをリラックスさせてくれる効果があります。

また、香りだけでなく、コーヒーの持っている苦味と酸味も精神的ストレスを解消してくれるという研究結果も出ているんです。

効果⑥眠気冷まし・集中力アップ
コーヒーの特徴的な成分として知れられるカフェインによって、眠気を覚ましたり、集中力をアップしたりする効果が期待できます。

これは、カフェインが脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックするためなんです。

アイスよりもホットコーヒーの方が得られる効果は高い?

アイスよりもホットコーヒーの方が得られる効果は高い?

コーヒーには、よく知れられている眠気冷ましの他にも、健康にも美容にも様々な効果をもたらせてくれるということが、よく分かりましたよね。

では、ホットコーヒーとアイスコーヒーで、その効果に違いは出るのでしょうか?

実は、健康に関する調査や研究は進んでいますが、カフェインなどの成分に着目しているものが多く、摂取する際の飲み方「アイスとホットどちらがいいか」や種類については詳しく分かっていないのが、現状です。

ただ、カフェインやポリフェノールのダイエット効果が促進されるのは、80度前後がベストとされているため、ダイエットにはからだを冷やす「アイス」ではなく、代謝を上げることができる「ホット」で飲むことをおすすめします。

また、アイスコーヒーの方がホットコーヒーよりも含まれるカフェインの量が少なく、カフェインの血中濃度が最大になるまでにかかる時間が、長くかかります。

そのため、すぐにでも眠気を覚ましたいときは、「ホット」で、反対に飲んでから1時間~2時間後に集中したい仕事や勉強があるときは、「アイス」で飲むと良いですよ。

ホットとアイスを上手に飲み分けて、健康的なコーヒータイムを楽しもう

今回の記事では、コーヒーがもたらしてくれる様々な効果についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

また、効果によっては、ホットコーヒーで飲んだ方が良いものもあることが分かりましたよね。

しかし、コーヒーを健康飲料として飲む人は少なく、リラックスしたいときやホッと一息つきたいとき、また純粋にコーヒーが好きという理由で飲むことの方が多いですよね。

ですので、意識しすぎずに、毎日適度に楽しむことが大切です。

コーヒーにまつわる効果も知識として持ちながら、上手にホットとアイスを飲み分けて、健康的なコーヒーライフを過ごしてくださいね。