札内川ダムを活用!熟成効果でコーヒー豆に付加価値を。コーヒー豆の貯蔵・熟成実験を開始

帯広河川事務所はダムを活用した地域振興の一環として、札内川ダムでコーヒー豆の貯蔵・熟成実験を行っています。

ダム環境を活かした特産コーヒー豆への挑戦です。

ダムの中で熟成コーヒー? 熟成コーヒーとは?

ダムの中で熟成コーヒー? 熟成コーヒーとは?

熟成コーヒーまたは、エイジングコーヒーと呼ばれるコーヒーをご存じでしょうか。

ワインやウイスキーのように熟成の話をコーヒーから聞くことは少ないかもしれませんが、実はコーヒーにも熟成という考え方があります。

焙煎する前の生豆の状態で以下4つに分類されています。

  • ニュークロップ:収穫年度のコーヒー豆(収穫から数ヶ月以内の生豆)
  • カレントクロップ:収穫年度のコーヒー豆(収穫から数ヶ月後、1年以内の生豆)
  • パーストクロップ:収穫から1年経過したコーヒー豆
  • オールドクロップ:収穫から2年以上経過したコーヒー豆

コーヒーにおいて熟成と呼ばれるのは、「パーストクロップ」と「オールドクロップ」。

風味の個性は弱まりますが、熟成・乾燥する中で酸味が取れ、コクのある味わいへと変化していきます。

熟成には、埃、カビの発生を防ぎ徹底的な管理が必要になるのです。

そして、今回新たな取組としてなんと「ダム」で熟成を試みるのが国土交通省の帯広河川事務所が管理する札内川ダムです。

なぜダムで熟成?

ダムというと水がイメージされまずが、意外にも低温貯蔵に適した場所なのだそう。

▼貯蔵場所特徴

  • 貯蔵場所:「監査廊」と呼ばれるダム内部の点検作業用通路の一部
  • 温度:温度10度弱で安定
  • 湿度:約60%

コーヒー貯蔵実験に参加しているコーヒーショップは4社。募集で集まった4社です。

  • トカプコーヒー(中札内村)
  • ハレノヒ珈琲店(中札内村)、
  • MayCoffee(中札内村)
  • カシオペイアコーヒー店(音更町)

まろやかなコーヒーとなるのか、これからが楽しみな実験です。

札内川ダムでは、上述したような長期熟成のコーヒーのほか、焙煎後のコーヒー豆による短期熟成も行われるそう。

「ダム貯蔵・10年ものコーヒー」のようなコーヒーが生まれてくるのでしょうか。

ダム熟成コーヒーを飲める日も遠くはないかもしれません。

また、ダム内部で約20日間熟成したコーヒー豆を”蔵出し”し、コーヒーのテイスティングが5月2日(月)17:00~18:30で開催されます。

コーヒー片手に桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

テイスティングイベント詳細

  • 日時:令和4年(2022年)5月2日(月)17:00~18:30
  • 会場:Sakura Terrace(帯広市東8条南1丁目1-22)
  • 企画内容:札内川ダムで20日間貯蔵・熟成したコーヒー豆(焙煎豆)を用い、熟成コーヒーをテイスティング。コーヒーを提供(販売)する会場近くでは、帯広川に沿って桜が並んでおり、コーヒーを片手に桜を楽しむことが可能です。

画像提供:帯広河川事務所

▼外部リンク

https://www.hkd.mlit.go.jp/ob/release/inr9av0000002193-att/inr9av00000050hc.pdf

SNSでシェアする