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運動にも効果がある?ウォーキングとコーヒーの関係性

運動にも効果がある?ウォーキングとコーヒーの関係性

健康志向の高まりから、日常的に取り組める運動に注目が集まっていますね。ウォーキングもその中のひとつですが、朝の日課として既に取り組んでいる人もいるのではないでしょうか。

毎朝コーヒーを飲む習慣がある場合には、コーヒーを飲んだ後にウォーキングを取り入れてみることがおすすめです。今回は、コーヒーとウォーキングの組み合わせで得られる効果とメリットを紹介します。

ウォーキングの効果

ウォーキングは、スポーツの経験がなくても始められます。正しい姿勢で腕をきちんと振り、下半身は腰を高く保ちながら、かかとからつま先への体重移動意識して歩くのがポイントです。取り組みやすく手軽な運動ですが、多くの効果を得ることができますよ。

【ダイエット】
ウォーキングは有酸素運動のひとつであり、ダイエット効果があると言われています。有酸素運動では、筋肉を使って体を動かす時に体の中にため込まれた糖質や脂質を燃焼させ、エネルギーとして利用します。

20分以上かけるとより高い脂肪燃焼が望めるとも言われていますが、別の研究結果では、5分から10分程度の短時間でもダイエットに効果があると認められています。

こまめに継続して運動に取り組むことで基礎代謝が高められ、太りにくく、かつ痩せやすい体を作ることができますよ。

【筋力アップ】
ウォーキングの場合、筋トレのような筋力アップは図りにくいのですが、全身運動として筋肉を鍛えられます。普段の歩き方よりも歩幅を広げて速く歩くことを意識すれば、ヒップからふくらはぎまで足全体の筋肉が鍛えられます。

上半身では、背筋を伸ばし姿勢良く歩くことを意識すれば、背筋や腹筋など体幹部分の筋肉を鍛えられます。腕をきちんと振るようにすれば、肩周辺の筋肉も鍛えられるようになりますよ。

【健康増進】
ウォーキングは、健康増進にさまざまな効果をもたらすことが知られています。有酸素運動であるため肺や心臓の機能が向上します。また、運動によって血圧が上がると、血圧を下げようとする機能も活発に働くようになるため、血圧も安定するようになります。

女性にとっては、骨粗しょう症を防げるのも嬉しいところでしょう。ダイエット効果の延長で肥満を防げれば、糖尿病やがんなど生活習慣病と称される病気の予防も期待できます。

コーヒーを飲むにはどのタイミングがよい?

コーヒーを飲むにはどのタイミングがよい?

最近は、コーヒーに関する研究が多く行われるようになり、コーヒーがもたらすさまざまな効果が知られてきています。

コーヒーによるリラックス効果や、集中力が高められ仕事のパフォーマンスがアップする、という話題を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この数年で特に注目を集めているのが、運動とコーヒーの関係性です。コーヒーには多くの成分が含まれていますが、コーヒーを飲んで運動に取り組むと、カフェインの働きにより運動パフォーマンスをアップさせることができるそうですよ。

では、具体的にどのような効果が得られるのか見てみましょう。

【血流がアップする】
体内にカフェインが取り込まれると心臓を収縮する力が強まり、血液をより多く送り出すことが可能になります。血行が良くなり代謝が上がると、筋肉内に留まる疲労物質の乳酸も少なくなるので、疲労回復も早まると言えるでしょう。また、より多くの酸素が体中へ送られるということは、運動効率を上げることにもつながります。

【持久力がアップする】
私たちの脳は、脳の活動により生まれるアデノシンと、アデノシン受容体の結合が一定レベルに達したことを認知すると、体を休めるようにサインを出します。私たちが疲労を感じるのは、この時です。

しかし、コーヒーに含まれるカフェインがこの結合を阻害した場合、脳が疲れを認識するのを防ぐことができます。また、カフェインには体内のドーパミンを増やす作用もあります。脳が興奮状態にあるうちは疲労感が抑制されますので、長く運動を続けられるようになり、持久力がアップします。

運動前に飲む時間

運動前に飲むコーヒーは、パフォーマンスアップにつながるということが分かりました。では、運動前ならいつ飲んでも同じなのでしょうか。

コーヒーを飲んですぐに運動を始めても、まだカフェインの効果を得ることはできません。カフェインの効果が得られるのは、コーヒーを飲んで30分を経過した頃から5,6時間までの間です。

ただし、その時間内でも効果がピークを迎えるのは意外と速く、コーヒーを飲んだ45分後と言われています。最大限のパフォーマンスを得たいなら、きちんと効果的なタイミングを計算して取り組むことをおすすめします。

ウォーキング中や休憩で飲みやすいコーヒーは?

ウォーキング中や休憩で飲みやすいコーヒーは?

ウォーキングの時にコーヒーを飲みたいという人もいるでしょう。ウォーキングの時にコーヒーを飲む場合、自宅で入れたもの、缶やペットボトル、カフェなどお店のものなど、いくつかの方法があります。

自宅で入れたものなら、水分補給も兼ねて保温ができるサーモボトルに入れていけば、好きなタイミングで飲めます。

缶やペットボトルは、自動販売機やコンビニで手軽に手に入りますので便利です。缶コーヒーの場合、キャップタイプのものを選べば、飲みきらなくても持ち歩けますよ。

カフェなどのお店の場合、目的地にしたり休憩を兼ねて利用したりしてもよいでしょう。お気に入りのカフェなら通う楽しみもありますので、自分へのご褒美にしてウォーキング継続に利用するのもおすすめです。

ウォーキング×コーヒーにはメリットがたくさん

コーヒーには集中力アップやリラックス効果、ウォーキングにはダイエットや健康促進などの効果が期待できます。せっかくなら、ウォーキングとコーヒーを組み合わせて、さらなる効メリットを手に入れてみてはいかがでしょう。