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コーヒーカクテルはどうアレンジしている?コーヒーカクテルの選び方・作り方

コーヒーカクテルはどうアレンジしている?コーヒーカクテルの選び方・作り方

あなたはコーヒーカクテルを飲んだことがありますか?コーヒーカクテルを飲んだことがない人の中には「コーヒーカクテルってお酒?おいしいの??」と疑問に感じるかもしれません。

そこで今回はコーヒーカクテルについて、どのような種類があるのか、また選び方や作り方について詳しく紹介します!

コーヒーカクテルとは?

コーヒーカクテルとは、『コーヒー+お酒』を組み合わせたアルコールドリンクのことです。

一見相性が合わないように思われますが、世界ではさまざまなコーヒーカクテルが存在しています。その数なんと100種類以上!それだけ相性が良いお酒が多いということです。

まず、コーヒーカクテルにはどのようなお酒が使われているのか、詳しく解説します。

コーヒーカクテルに使用されるお酒
コーヒーカクテルに使用されるお酒には、以下のような種類があります。

◆ブランデー……果実酒を蒸留し、樽で熟成させたお酒。
◆ウイスキー……大麦やライ麦などの穀物を発酵させて蒸留し、木製の樽で熟成させたお酒。
◆ラム……サトウキビを原料として作られた蒸留酒。
◆ウォッカ……大麦や小麦、じゃがいもなどの穀物を原料とした蒸留酒。白樺の炭でろ過しているため無色透明なのが特徴。
◆ワイン……ぶどうを原料とした醸造酒。

お酒が好きな人であれば、上記の中に普段から飲んでいるお酒があるかもしれませんね。コーヒーカクテルを作る際のポイントは『飲みなれたお酒を選ぶこと』です。

ワイン以外の蒸留酒はアルコールも強く、味わいもそれぞれ独特でクセがあるものが多いと言えます。そのため、飲みなれていないお酒の場合、おいしく感じられないこともあるでしょう。

コーヒーカクテルを試してみたい人は、普段から飲んでいるお酒や、家にあるお酒を使って作ることをおすすめします。また、それ以外にも焼酎や日本酒をコーヒーと組み合わせる人も増えつつあり、コーヒーカクテルの世界はさらに広がりを見せています。

コーヒーリキュールで作る方法も
コーヒーカクテルを作る手段としてお手軽なのが、『コーヒーリキュール』を使う方法です。

コーヒーリキュールの中でも有名な『カルーア』はサトウキビの蒸留酒をベースに作られており、アラビカ種100%のコーヒー豆を使用しています。濃厚な甘さが特徴で、飲みやすく手に入りやすいところも魅力です。

その他にも、ラムをベースにした『ボルスコーヒー』やテキーラをベースにした『パトロンXOカフェ』といったコーヒーリキュールもあります。

ベースのお酒にそれぞれ違いがあるため、飲みなれているお酒を使ったリキュールから試してみるのも良いですね。

コーヒーカクテルが人気の理由

コーヒーカクテルが人気の理由

世界中で飲まれているコーヒーカクテルですが、今ではバーだけでなくカフェで日中から提供しているお店などもあり、楽しむシーンが増えています。

しかも、コーヒーカクテルを飲むことで期待できる効果もあるのだとか。ここではコーヒーカクテルが人気の理由について、見ていきましょう。

二日酔い予防になる
コーヒーに含まれるカフェインには、二日酔い予防に役立つ働きがあると言われています。アルコールには『アセトアルデヒド』が含まれており、これは頭痛などを引き起こす原因物質のひとつです。

アセトアルデヒドによって拡張された血管を、カフェインが収縮させることで、脳への血流を減らし、頭痛を抑える作用が働きます。

また、カフェインの利尿作用によってアセトアルデヒドを体外への排出を促すのです。さらに、コーヒーに含まれるポリフェノールは、肝細胞を守り、肝機能などの病気の予防にも期待できると言われています。

お酒を飲む人にとって、コーヒーは健康に良い働きをもたらしてくれるのです。

相性の良いお酒が多い
前述したように、コーヒーと相性の良いお酒は多くあります。そのため、アレンジも幅広く、実にさまざまなコーヒーカクテルが味わえるのです。

世界には100種類以上あると言われていますが、それだけ奥が深く、自分好みの味を探す楽しみがあるということ。中にはノンアルコールカクテルもあり、お酒が苦手な人でも安心して飲むことができますよ。

ホット・アイスどちらでも楽しめる!
「コーヒーはやはりホットが好き!」という人も多いことでしょう。コーヒーカクテルにはアイスだけでなくホットでも飲めるため、寒い季節に温かいカクテルでほっとひと息……なんていうことも可能です。

通常のカクテルは、「氷なし」や「冷やして飲む」など、ルールがきっちりと決められていますが、コーヒーカクテルはわりと自由が利くため、気分に合わせて飲めるのも良いところでしょう。

コーヒーカクテルの種類と作り方

コーヒーカクテルの種類と作り方

数あるコーヒーカクテルの中から、代表的なものを5つ紹介します。作り方も載せているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

アイリッシュコーヒー
アイルランドの飛行場で、寒い中飛行機を待つ乗客のために生まれた『アイリッシュコーヒー』はコーヒーカクテルの定番とも言える人気のドリンクです。

ホットカクテルなので体を温めたい寒い季節にぴったりですよ。

【材料】
・ホットコーヒー  180ml
・ウイスキー    20~30ml
・ザラメ      15g
・ホイップクリーム 適量

【作り方】
温めたグラスにザラメ、ウイスキーを入れ、ホットコーヒーを注いで混ぜ合わせます。
お好みでホイップクリームを適量浮かべて、できあがり!

コーヒーのコクとウイスキーのスモーキーな香り、甘さが絶妙に合わさった一杯です。

カルーアミルク
女性にも人気の『カルーアミルク』は、メキシコ生まれのコーヒーリキュール『カルーア』をミルクで割ったカクテル。

バーや飲食店でも定番のメニューですが、リキュール自体も手に入りやすいため、家庭で楽しむ人も増えています。

【材料】
・カルーア     30ml
・牛乳       120ml

【作り方】
グラスに氷を入れ、カルーアと牛乳を注ぎます。マドラーなどでよくステアして、できあがり!

カルーアと牛乳の割合でアルコール度数が変わってきます。このレシピはアルコール4度です。コーヒーの香りとコクのある甘みで、お酒が苦手な人でも飲みやすいという特徴があります。

しかし、アルコール度数は以外と高いため、飲み過ぎには注意してくださいね。

カフェ・ロワイヤル
王室のコーヒーとして飲まれていた『カフェ・ロワイヤル』は、ブランデーの香りとフルーティーな味わいが楽しめるカクテルです。

【材料】
・ブランデー     20ml
・ホットコーヒー   150ml
・角砂糖       1個
・レモンの皮     少々
・オレンジの皮    少々

【作り方】
カップにホットコーヒーを注ぎ、レモンの皮とオレンジの皮を入れます。そして、カップにロワイヤルスプーンをかけ、角砂糖を乗せます。そこへブランデーをかけて染み込ませ火をつけます。

火が消えたら角砂糖をコーヒーに入れ、混ぜればできあがり。炎の演出がおしゃれなカクテルですが、火の取扱いには十分に気をつけましょう。

カフェ・ビーノ
ぶどう果汁のまろやかな甘みが特徴的なポートワインにコーヒーを合わせた『カフェ・ビーノ』は、フルーティーな甘さが引き立つカクテルです。

【材料】
・アイスコーヒー(加糖)  70ml
・ポートワイン      60ml
・オレンジの皮      少々
・シナモン粉       少々

【作り方】
ミキサーまたはシェイカーで、アイスコーヒーとポートワインを混ぜ合わせます。冷えたグラスに注いで、オレンジの皮を浮かべシナモン粉を振りかければできあがり。

ポートワインの芳醇な香りにアイスコーヒーの爽やかさが加わり、スッキリとした甘さが感じられますよ。女性の人にも飲みやすいカクテルでしょう。

カフェ・コン・セルベッサ
『カフェ・コン・セルベッサ』はコーヒーとビールを組み合わせたカクテル。セルベッサとはスペイン語でビールという意味で、スペインのバルで古くから親しまれているドリンクです。

【材料】
・アイスコーヒー     100ml
・ビール         100ml

【作り方】
冷やしたグラスにアイスコーヒーとビールを注いだらできあがり!

割合は1:1を目安に作ると良いでしょう。基本はブラックコーヒーで作るため、ビールと合わせることで、軽めの黒ビールのような味わいが楽しめます。

また、コーヒーにコクがあるため、ビールは発泡酒ではなく濃いめのビールを使うことで、バランスが取れますよ。

さらに、黒ビールで作ると苦味がより感じられ、より大人の味になるでしょう。

お気に入りのお酒とコーヒーを組み合わせて自分好みのコーヒーカクテルを

コーヒーは実にさまざまな種類のお酒と相性が良く、幅広いアレンジが効くことをおわかりいただけたのではないでしょうか。

ウイスキーをはじめ、ビールやワイン、ブランデーに焼酎などあらゆるお酒にマッチすることに驚かれたかもしれません。また、コーヒーカクテルはアイスで飲んだりホットにしたりと季節に合わせて楽しめるのも良いところでしょう。

コーヒーカクテルを飲んだことが無い人は、ぜひこの機会に、飲みなれているお酒とお気に入りのコーヒーを組み合わせて、自分好みのコーヒーカクテルを作ってみてはいかがでしょうか。